別れた方がいい彼氏、40代女性が知るべき決定的な特徴3つ

40代になると、別れの決断は特に重要になることがあります。この年齢になると「新しい恋人ができないかもしれない」という恐れや不安が頭をよぎるからです。しかしダメな関係にしがみつくのは、時間の無駄になってしまうことも。将来大好きな相手と心地よい時間を過ごすには、時に別れの決断が必要なこともあるはずです。

今回のコラムでは、気づかずにダメな男性との関係にはまっていないかチェックするための「別れた方がいい彼氏の決定的な特徴」を3つご紹介します。「あっ、私の彼氏当てはまっているかも?」と思うものがあるかどうかチェックしてみてくださいね。

目次

40代が知るべき、別れた方がいい彼氏の決定的な特徴3つ

40代になると「自分自身の幸せを大切にしたい」と思う機会が増えてきます。見せかけの関係でなく心からホッとできる相手を求める人も多いのではないでしょうか。

今回は心から安心できる人間関係が作れる相手かを基準にしながら、別れた方がいい彼氏の特徴を紹介しますね。

1:価値観のすり合わせができない

価値観の不一致が続くと不安になりがちです。ふたりの判断基準や考え方にズレがあると、些細なことでも「ん?」と違和感を覚え、心の平穏を失いがちだからです。特に40代は老後をリアルに考え始める年代ですから余計に気になる方もいるでしょう。

小さな違和感であれば軽く受け流せるかもしれませんが、大きな違和感は「この人と一緒にいて良いのだろうか」という大きな不安に変わり、日々の生活に重くのしかかってきます。彼氏の言動にいちいちネガティブな反応をするようになると、ふたりの関係にヒビが入ることも。価値観の不一致が問題なのではなく、価値観のズレが自分の心にどう影響しているかを観察してみましょう。

2:他人より自分の欲求を優先する

彼氏は自分の欲求をおさえられる人でしょうか?人と人が良い関係を築くために欠かせないものが、自制心です。

自制心
自分自身の感情や欲望などをうまくおさえたりコントロールしたりする気持ちや精神力のこと。

引用元:「自制心(じせいしん)」の意味や使い方 わかりやすく解説|Weblio辞書

人ですから意見が食い違ったりぶつかったりすることもあるでしょう。そんなとき、どちらかが合わせることでその場がスムーズに進みます。お互いがお互いを思いやることで、ふたりの望みが気持ちよく叶えられていくといっても過言ではありません。

そのため、自分の欲求を優先する彼氏は自制心に欠けており、改善されないのなら周りを傷つけている可能性があるはずです。

3:改善しようとしない

「価値観のすり合わせができない……」
「肝心な場面で、こちらの気持ちを汲んでくれない……」

これは、ふたりにとって致命傷につながることです。彼氏がふたりの問題をいっこうに改善しないのなら、別れた方がいい彼氏の特徴といえるでしょう。

彼氏の試行錯誤を見守る期間は、人によります。「もう一度、この人を信じてみたい」と思うことだってあるでしょう。もしあなたが「信じてみたい」と思うなら、気が済むまで信じればいいのです。あなたの人生です。後悔のないように生きるべきです。

ただ間違えてはならないポイントがあります。それは、あなたの信じたい気持ちが自分本位になっていないかどうかです。

自分本位になっている場合は、別れるかどうかの前にあなた自身の不安や恐れに向き合う必要があるでしょう。

良好なパートナー関係とは、お互いを助け合い支え合う関係です。どちらかがどちらかに全面的に依存する関係は、不健全であることがほとんどです。多少の依存はあれど、どちらも芯の部分は自立しているのが健全な関係ではないでしょうか。

そのため、「恋人同士が別れるとき」とは、本来スッキリした気持ちになっていることがほとんどなのです。一定期間連れそった相手と別れるわけですから、多少の不安は付きまとうものです。しかし、芯の部分が自立していれば「残念だけど縁がなかったんだわ」「やれることは全部やった。もう無理だわ」と、気持ちが前を向くものです。

一方自分本位に彼氏を信じたいと思っているときは、彼氏に依存していることが多く「一人になったときお金に困るかもしれない……」「孤独になるのが怖い……」などと自分の不安を制御できないこともしばしば。

もしあなたがネガティブな不安や恐れから「ひとりになりたくない」と思い「彼氏を信じたい」と思っているなら、その願望は自分本位なものかもしれません。愛情が「執着」に変わっていないか、今一度確認してみてください。

3つのうち、どれくらい当てはまったでしょうか?3つすべて当てはまっている場合は、イエローカードです。改善につながる行動が必要になるでしょう。また3つ当てはまった状態が長い期間続いているから、レッドカードかもしれませんよ。1つの生むストレスが巨大な場合も、危険信号です。

次章からは、人により当てはまる「40代の別れた方がいい彼氏の特徴」をご紹介します。

人により変わる、40代の別れた方がいい彼氏の特徴7つ

別れを決める基準は、人により大きく変わります。人により大事にしたいポイントや状況が違うからです。「もし彼氏がこの行動をとったら嫌な気持ちになるかな?」とイメージしながらチェックしてみてくださいね。

1:将来の話題を避ける

「結婚の話題を避けたいから」「ふたりの将来をイメージできないなら」という理由で、将来の話題を避けることもあるでしょうし、その日の気分や時期により避けることもあるでしょう。将来の話題を避ける言動は、いろいろな理由が考えられるため別れの判断材料にしない方がベターです。

2:昔の恋人に未練がある

後悔のない恋愛をしている人は、どのくらいいるでしょうか?「あのとき、こうしておけばよかった」「ああしていれば何か変わっただろうか?」と思うことは、誰しもあるのではないでしょうか。

彼氏が自分を明らかに愛していない、昔の恋人と浮気しているといった事実があるなら話は別ですが、多少の未練(心のどこかにある昔の恋人への想い)は、時間とともに消えることもよくあります。

別れるかどうか迷っているなら、目に見えない彼氏の気持ちを推し量るのではなく、今の彼の言動をじっくり観察してみましょう。

3:情緒不安定(感情の起伏が激しい)

ストレスを抱え続けると、誰しも情緒不安定になるものです。あまりに「ひどい」と感じる場合、たいてい本人もそのことに悩んでいます。一緒に改善方法を試せたらベストですね。しかし常に怒りっぽく本人に改善する意思がない場合もあるでしょう。そんなときは別れる大きな要因になるでしょう。

  • 一時的なものなのか
  • 本人に改善する意思はあるのか
  • あなたへの負荷が大きすぎないか

を考慮しながら判断してください。

4:お金の問題を抱えている

彼氏が借金問題・ギャンブルなどのお金の問題を抱えている場合もあるでしょう。お金の問題は、往々にして大きなトラブルに発展します。そのため「お金にだらしない人とは距離を置いたほうがよい」とされるのが通説です。

この説はおおむね当たっているのでしょうが、なかには前向きに返済している人や単純に金感情が苦手な人も大勢います。フォローアップ次第で良いパートナーシップが築けることもあるのではないでしょうか。

もちろん、本人に改善の意思があることや自制心を養うことが必須です。

5:働かない、働けない

働「けない」場合は、何かしらのサポートが必要です。うつ病や統合失調症などメンタル症状も障害年金の対象になっているため、かかりつけ医と相談や連絡のうえお近くの区役所などに問い合わせてみてください。

しかし多くの場合、働「かない」彼氏に悩まれている40代の女性が多いのではないでしょうか。ジゴロ(ヒモ)の彼氏に悩まされている女性もいるかもしれません。しかし、働「けない」のか・働「かない」のかの判断は、むずかしいものです。なかには、前職でトラウマとなるほどの嫌な経験をして引きこもりになってしまう人もいるからです。

まずは、働「けない」にしろ働「かない」にしろ、以下のポイントを思い出しましょう。

  • 働くか働かないかは、本人に意思決定権がある
  • あなたに、彼氏を養う義務は課されていない

上記ポイントを理解したうえで「自分にできる範囲で金銭面を助けたい」と思うなら、それも一つの選択でしょう。たとえ金銭の援助が「寂しいから」という理由であっても、あなたがそうしたいなら実行できるのです。人目など気にする必要はありません。

でも、あなた自身が自分に対して「お金だけでつながるのはもう嫌だ」「自分の苦労をわかち合ってくれる人と付き合いたい」と思うなら、別の選択肢が見えてくるのではないでしょうか。

援助する側の気持ち一つで見方が一変するため「働けない、働かない」という特徴を別れの判断材料にするのは、むずかしいといえるでしょう。「働けない、働かない」よりも「他人より自分の欲求を優先にするか」のほうがわかりやすい特徴です。

参考元:診断書(精神の障害用)の記載要領|日本年金機構

6:浮気を繰り返す

浮気も前述した「働かない、働けない」と似た要素があります。浮気をされる側の気持ち一つで見方が一変するからです。浮気を繰り返す彼氏に対してあなたが大きなストレスを感じているなら、別れた方がよい彼氏の特徴になるでしょう。

「大人の女性なのだから、浮気をされたくらいで取り乱したくない」と思い、無理やり彼氏をゆるそうとする人もいるかもしれません。しかし、本当にゆるせる人は浮気されても大きなストレスを感じないものです。

「彼氏に稼ぎがあるから、浮気はゆるしています」と打算を行う人もいるでしょう。信念のごとく損得を勘定できるなら問題ありません。気持ちよいほどです。しかし、おもしろいかな人間は自分に嘘をつけないものです。もしあなたが「本当は虚勢を張っているだけ」と薄々気付いているなら、早いうちに自分を傷つけない人のそばにいくべきです^1

7:愛情表現が少ない

愛情表現の多さは、男性によります。年齢を増すごとに照れが増す人もいるでしょう。照れが減り増える人もいるでしょう。今は減っているけれど、10年後に何かしらの影響を受け増える人だっているはずです。

愛情表現は、彼氏の性格や状況にずいぶんと依存した特徴ではっきりしない部分が多い要素といえるため、別れるかどうかの判断材料には不向きではないでしょうか。

しかし、あなたがパートナーに「しっかり愛情表現してほしい」と強く望むなら、あなたの望みを叶えられる相手に目を向けるタイミングかもしれません。お互いに無理を強いていては良いパートナーシップは築けませんからね。

40代になると彼氏と別れにくくなる理由

別れにくくなる理由は、大きく2つに分けられます。ケース別の理由や対処法、迷ったときに思い出すとよい重要ポイントなどを解説していきますね。

彼氏に拒否されるケース

一つは、彼氏に拒否されるケースです。あなたが別れを切り出しても「嫌だ」「別れたくない」と断られ、彼氏に押し切られる形でずるずる交際を続けるケースです。

決断を先送りしてしまうケース

もう一つは、別れ自体を切り出せないケースです。金銭や孤独からくる不安から別れをためらうケースも多くあるでしょう。当然です。長く連れそうほど環境の変化が大きくなるのですから。大きな変化を避けたくなるのは人の性といえるでしょう。

また、40代という年齢も関係しています。「この年齢から新たに恋人ができるのだろうか」「一生ひとり身になるかもしれない」「今さら婚活なんて……」といった将来への不安も重なり、より決断を先送りにしてしまうのです。

さらに、別れを告げるためには相当のエネルギーが必要で、さまざまな懸念が重要な決断を先延ばしにさせることもあるでしょう。40代で既にキャリアや家庭における責任を抱えている場合、余分な精神的負担を避けるために現状を受け入れがちになる傾向も多くみられます。

対処法1:彼氏に拒否されるケース

このケースは、本人の意思がはっきりしています。別れる方法や工夫次第でふたりの関係を終わらせる方向に向かえるでしょう。

対処法2:決断を先送りしてしまうケース

このケースは、まず本人がどうしたいかの意思決定が必要です。しかし「今の関係に不満を持っているけれど、別れたあとのことを考えると決めるに決められない」「どちらが正しい決断なのかわからない」と迷う人も多いのではないでしょうか。

「何が正解かわからない」と迷ったときの重要ポイント

「どちらも正しい決断なんだ」と考えてみてください。

どちらを選んでも後悔する可能性があります。同じように「こちらを選んで良かった」とにこにこ笑っている可能性もあります。どちらを選んでも、成功や失敗の可能性は同じなのです。

それなら後悔しない決断をするまでです。

後悔のない決断ができれば、将来困難にぶつかっても試行錯誤しながら、前に進んでいけるのではないでしょうか。心が折れにくいのではないでしょうか。

後悔しない決断とは?

なかには「自分がどうしたいかわからないから困っているんです」「決められないから悩んでいるんです」と思う方もいらっしゃるかもしれません。

後悔しない決断をしたいときに参考になる方法は、また別のコラムでご紹介します。新コラム投稿通知をご希望の方は、通知メルマガにご登録くださいね。

ヒント:本心とは、本来あるべき正しい心や良心のことです。

40代以上に向けた「別れた方がいい彼氏に見切りをつける方法」

こちらも、別コラムで詳しく解説します。新コラム投稿通知をご希望の方は、通知メルマガにご登録くださいね。

注意:DVやモラハラがある場合は主観ではなく「客観」が必須

ドメスティック・バイオレンス(DV)やモラルハラスメント(モラハラ)がある場合は、例外です。本記事を含めたインターネットの情報を頼りにするのではなく、専門家や信頼できる家族に相談することが非常に重要です。

少しでも「辛い」と思うのなら自分に非があろうがなかろうが、まずはご自身の状況や気持ちを信頼に足る人に相談する行動をとってください。身体的、精神的な安全を守ることを最優先にしながら、主観ではなく「客観的な視点や意見」を頼りにするのです。

DVやモラハラの渦中にいる当事者ほど、ご自身でも気づかないうちに視野が狭くなっているものです。自分の心と身の安全と命を守ることが何よりも大切であることを忘れないでくださいね。

参考元:ドメスティック・バイオレンス(DV)とは|内閣府男女共同参画局

DV・モラハラなどの相談先はこちら

相談できる公共窓口をいくつかご紹介しておきます。公共団体

女性の人権ホットライン

夫・パートナーからの暴力、職場でのいじめやセクシュアル・ハラスメント、ストーカーなどどんなことでも相談してください。電話は最寄りの法務局につながり、相談は女性の人権問題に詳しい法務局職員又は人権擁護委員がお受けします。相談は無料、秘密は厳守します(インターネットでも相談を受け付けています。詳細はこちらをご覧ください)。

引用元:女性の人権ホットライン|法務省

女性センター(女性問題に関する相談窓口)

都道府県、市町村等が自主的に設置している女性のための総合施設です。

引用元:女性センター|内閣府男女共同参画局

DV相談プラス

DVのお悩み、ひとりで抱えていませんか?専門の相談員が対応いたします。安全な居場所も提供可能です。

引用元:DV相談プラス|内閣府 DVのお悩みをひとりで抱えていませんか?

その他、各都道府県の配偶者暴力相談支援センターや民間シェルター、福祉事務所などでも相談できますので、お住まいの都道府県とともに検索してみてくださいね。

40代が別れた方がいい彼氏を見極めるには、落ち着いた気持ちで現実を観察することが重要(DVなどは例外)

もし今の彼氏と別れるべきか迷っているなら、本文であげた「別れた方がいい彼氏の特徴」をチェックにしてみてください。もし当てはまるなら、彼氏の存在があなたの心を乱す原因となっている可能性は非常に高く、別れを決断するタイミングに来ているといえるでしょう。

今が残りの人生をどう過ごしたいかを深く考えるよい機会です。焦らず、落ちついた気持ちで現状を観察してみてください。楽観的でも悲観的でもなく、じっくり今を観察してみるのです。そうすると、今まで気付かなかった新しい視点が見えてくるものですよ。

大丈夫。必ず最善の答えが見つかります。慌てず、じっくり向き合っていきましょう。特に40代で多くの経験を積んだ女性なら、この問題を乗り越える力があるはずです。

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この記事を書いた人

も一度、ほっこり恋愛編集部では、恋愛カウンセラー歴15年以上の実績豊富な筆者たちが大人の恋愛に役立つ知識やノウハウ、経験談などをご紹介します。「もう一度トキメキたい」「何歳になっても恋愛を楽しみたい」という方に向け、恋愛の仕方を忘れてしまった方にもわかりやすいよう恋愛やコミュニケーション、パートナーシップなどに役立つ情報を中心に発信しています。

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